Erik Satie - Relache

居場所のダダ漏れ防止に、Facebookの「スポット」を無効にする方法

Facebookは「スポット(Places)」という新機能をリリースしました。自分の居場所をリアルタイムで、他のユーザに知らせることができるというもの。位置情報をベースとしたソーシャルメディア「Foursquare」と似たような機能です。

しかし「今、自分がどこにいるのか?」が、他人に知れ渡ることのメリットとデメリットを考えてみると、意外に後者を危惧する人も多いかも...。そこで、「スポット(Places)」を実質的に無効化してしまう方法を、ご紹介しましょう。

米Lifehackerでは、Facebookの「スポット(Places)」機能を無効にする方法を、冒頭の動画で紹介しています。設定のデモは動画でご確認いただくとして、具体的な手順は以下のとおりです。

 

1: Facebookにログインし、「アカウント」>「プライバシー設定」で右下の「設定をカスタマイズ」をクリックする

2: 「私がシェアする情報」の「チェックインしたことのあるスポット」を「自分のみ」に変更。

3: 「私がシェアする情報」にある「チェックイン後、『今ここにいる人』に追加されるようにする」で、「有効にする」のチェックを外す

4:(特に重要!) 「他のユーザーがシェアする情報」にある「友達による『スポット』へのチェックインを許可する」を「無効」にする。

「友達による『スポット』へのチェックイン」の無効化は、特に重要。これが有効になっていると、実際、自分がそこにいようといまいと、他のユーザが、自分の居場所を勝手に発信できてしまいます。根も葉もない疑いをかけられないためにも、このような機能は、事前にOFFにしておきましょう。

おまけ: Facebookアプリを利用している場合

また、米Lifehacker読者Ryan G.さんの指摘によると、自分の居場所は、Facebookアプリを通じて共有されることもあるとか。

これをオフにするには、「アカウント」>「プライバシー設定」の左下にある「アプリケーションとウェブサイト」で「設定を編集」のリンクをクリック。画面が移動したら、「友達が利用するアプリやサイトがアクセスできる情報」で「設定を編集」ボタンを、さらにクリックしましょう。友達が利用するアプリやサイトの、アクセスできる情報の項目一覧が表示されるので、左下の「チェックインしたことのあるスポット」のチェックを外せばOKです。

サービス精神旺盛すぎる(?)Facebookから不用意に個人情報を漏らさないためには、必要のない機能は、できるだけ無効化しておくのも有効な方法といえそうです。

Adam Dachis(原文/訳:松岡由希子)