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ニュース - 科学&宇宙 - 土星の衛星ヒペリオン、生命の可能性

太陽系最大の非球形天体である土星の衛星ヒペリオンの高解像度画像。NASAの土星探査機カッシーニが2010年11月28日に撮影し、今年1月10日に公開された。

 カッシーニによる以前の観測データから、ヒペリオンのクレーターには炭化水素分子が存在すると考えられている。「炭化水素が氷と混じり合い紫外線にさらされると、生物学的に重要な分子が新たに形成される」と惑星科学者デール・クルクシャンク氏は2007年の観測時に話している。「生命体の存在には直結しないが、必要な化学物質が宇宙に広く分布している可能性が高まった」。

Image courtesy NASA