新横浜都心部の活性化や渋滞緩和が期待されている首都高「横浜環状北線」のシールドマシンが5日、報道陣に公開された。
同線は、第三京浜・港北ICと首都高横羽線生麦JCTを結ぶ約8キロ区間。地域の環境を配慮したため全体の約7割がトンネル構造で、その大部分をシールドマシン2機を使って掘り進める。マシーンの直径12・5メートル、重量約2000トン。2分で一周するスピードで回転、前部に取り付けられている500個の超合金の爪で土をかき出して、一日約10メートルのペースで進むという。
5日には林文子横浜市長らが出席しマシンの発進式も行われた。平成28年度に全線開通予定。完成すると新横浜-羽田空港間が30分に短縮される。
横浜環状北線のシールドマシン
360度回転するパノラマ写真が見られます。利用の際はFlash Playerのプラグインのインストールが必要です。(制作協力:VR Factory)