Erik Satie - Relache

Sitting and Rising Test (SRT)



■座る、立つの運動テストで寿命がわかる?

 このテストは中高生が好みがちな都市伝説的なものではなく、ブラジルで2,000人以上の被験者の実験をもとにした統計的なテストであり、51歳から80歳位まで年齢が対象となっている。

 テストでは手や肘などを使わずに「座る、立つ」を行えるかというシンプルな運動測定により、10点満点からの減点式で採点する。はじき出された点数で被験者があと何年寿命が残っているかが判明するとのことである。実験結果では、スコアが3点以下の人は8点以上の人に比べて6年以内に死ぬ確率が5倍以上も高いという驚愕のデータが出ている。

■それではテストをやってみよう

 不利な条件で残念な結果にならないためにも、まずは靴下を脱いで、動きやすい服装で下の動画を参考にテストをやってみていただきたい。












【テスト方法】

1. 直立姿勢の状態から足を交差させてゆっくりと尻もちをつくようにして座る。
2. その姿勢から、できるだけ手や肘などの支えを使わずに再度立ちあがる。

 この動作をパーフェクトにできたら10点満点。基準により減点される方式だ。

・ 座るとき、または立つときに手のひらを地面に着く毎に1点マイナス。
・ 手のひらではなく前腕(ひじから手首まで)を使っても同様に減点される。
・ 地面ではなく、太ももに手をついても1点減点。
・ 膝、足の側面が地面に着くと各1点減点。
・ ふらつきも0.5ポイント減点。

■あなたの寿命はあと何年?

 テスト結果はいかがだっただろうか? 

・ 3点以下=8点以上の方に比べ、6年以内に死亡する確率が5倍以上
・ 7点以下=8点以上の方に比べ、6年以内の死亡する確率が2倍以上
・ 総得点が1点減るごとに、死因に関わらず21パーセント以上死亡率が高くなる。

 だがテスト結果に落ち込む必要はない。このテストの信憑性に疑問を唱える学者もおり、イギリスでは床に座る文化がないため、このテストはイギリス人にとっては不利な結果しか出ないし、膝を悪くしている人にっとっては逆に膝の状態を悪化させ寿命を縮めるナンセンスな健康テストだとも言われている。

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<以下略>
http://tocana.jp/2015/01/post_5452_entry.html