10月8日の朝日新聞土曜日版「赤be」に載ってました。
有名な滝廉太郎の「荒城の月」の「レ」(「はなのえん」の「え」の部分)音符は元は♯が付いていたと書いてあって、ビックリ!小学校か中学校か忘れましたが学校では♮の「レ」だったはず。
手元にあった楽譜を確認したところやはり♮の「レ」でした。記事に寄ると作曲家の山田耕筰が編曲した時にこの♯を取ってしまって改変したそうですよ。
どういう風に違うか、♯付き「レ」の楽譜と♮「レ」の楽譜を作ってみましたのでその音源を聴き比べてみて下さい。小生としては原曲の♯付きの方がぐっと情感が込み上げてくるように感じました。
「はなのえん」の「え」のところです。
『春高楼(こうろう)の 花の宴(えん) 巡る盃(さかづき) 影さして 千代の松が枝(え) 分け出でし 昔の光 今いずこ』
最初は山田耕筰改変の♮の「レ」の楽譜の音源です。
次に元の滝廉太郎作曲の♯「レ」の楽譜の音源です。